古都ニズワ〜The Old Capital, Nizwa〜



 オマーンに到着した日の翌朝、オマーンの古都ニズワに行くことになった。叔父様と同じ職場のオマーン人に、ニズワ出身のSさんという人がいて、その方が案内して下さるとのこと。私たち2人と叔父様、そしてそのSさんの4人でレンタカーに乗り、Sさんの運転でニズワに向かった。

 ここでオマーンの第一印象。道路が整備されているし、ゴミも落ちていなくて清潔感がある。首都マスカットの街並みを見た感じでは、建物も新しいものが多い。経済的に結構豊かな国なんだろうなぁと思った。今まで私が訪れた中東の国とはちょっと違う趣である。

 案内人を買って出てくれたオマーン人のSさんはなかなかの好青年。現在28歳、大学院生をしながら働いているそうだ。1年前に結婚したばかりで、3ヶ月の息子もいる。なんと仕事で2回も日本に来たことがあるそうだ。

 そんな彼の話を聞きながら、車は荒涼とした山々に囲まれた道を進んでいく。山には木1本生えていない。マスカットを出発して約2時間、ニズワに到着した。


↑マスカットからニズワに向かう車窓から


 ニズワは6〜7世紀頃、オマーンの首都として栄えていたそうだ。城壁の中には城塞、モスク、スーク(市場)等があるが、全体的な規模はそれほど大きくないので歩いて回れる。修復済みのせいか、そんなに古い感じはしない。街並みは可愛らしく、ちょっとしたテーマバークのようだ。(ディズニーシーのアラビアンコーストっぽいというウワサも、、、?)

 スークはジャンル別に分かれていて、魚スーク、野菜スーク、手工芸品スーク等がある。魚スークではちょん切られた魚の頭がごろごろ落ちていて怖かった。そして手工芸品スークではアラブのかわいい雑貨がたくさんあって大変!もちろん交渉次第で値引きも可。


↑手工芸品スーク。こぎれいで、こじんまりとしている。


 スークを後にして、ニズワフォート(城塞)へ。ここは1660年頃建てられたそうだ。城壁の上に上がれるようになっており、ここからニズワの街並みが360度見渡せる。かなりスリリングで足がすくむが、景色はサイコー♪すぐとなりにモスクがあり、金曜礼拝のお祈りの言葉が大音量で聞こえてきた。


↑ニズワフォート。城壁に階段があって登れるようになっていマス。


↑ニズワフォートの上から見た街並。山々に囲まれている。


↑ニズワフォートから眺めた隣のモスク。

 ランチはオマーン料理店へ。そこでたまたま台湾の旅行番組のロケが行われており、日本人観光客が珍しかったのか、インタビューされてしまったのです!!「どうしてオマーンに来たのですか?」「どうしてアラビア語を勉強したのですか?」「オマーンはどうですか?」などを英語で質問され、「オマーン式の食べ方で一緒に食べましょう!!」と、一緒に手でライスを食べて終了。台湾だからオンエアが見れなくて残念。レポーターの台湾人タレント、明道さんというらしいんですが、どなたか御存知だったら教えてネ!結構かっこよかったよ♪


↑夜のモスク。


↑ニズワホテル。泊まらなかったけど夕食を食べに行きました。
バーではロシア人女性シンガー達がセクシーな格好で歌っていてビクーリ。


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