パキスタンごはん


 日本でパキスタン料理屋に行くと、ほとんどインド料理とかぶっているけど、本場パキスタンに行ってみるとそうでもない。パキスタンの主食はチャパティライス。たまにナンチャパティというのは小麦粉を水で練って丸く薄く焼いた、パンとクレープのあいのこみたいなもの。これがまた、すっごくおいしい。小麦粉が茶色がかっているから普通の小麦粉ではないみたい。ちゃんとチャパティ専用のフライパンもある。チャパティはカレーや、シチューと一緒に食べる。手で一口大にちぎったチャパティにそれらをつけて食べる。
 
チャパティにバターを加えたものはプラタといいます。プラタはなぜか朝ご飯に出される。目玉揚げと一緒に食べる。目玉揚げというのは、フライパンに油を多めに入れて卵を割り入れて揚げたもの。「目玉焼き」じゃないところがポイント。目玉焼きよりおいしいよ!

 
よく食べるお肉は第1位がチキン。第2位が。番外編がウズラチキンはカレーに入れたり、ライスと一緒に炊き込んだりする(それをチキンプラーオといいます)。イスラムの国なのでやっぱり豚肉なし。でも今回はそんなに恋しくなりませんでした。ウズラは卵は大好きで食べたことあるけど(中華丼の主役ね!)、お肉は初めて食べた。近所のおじさんが養殖していて、卵からかえすマシーンを見せてもらったついでにごちそうになった。味はやっぱり鳥でした。

 これはいい!と思ったのがミントをサラダ感覚で食べること。
辛いものを食べた後なんかいいかんじ。パキスタン料理はインド料理ほど辛くはないという噂をきいてあなどっていたけど、やっぱ辛いもんは辛い。パキスタン人にとっての「辛い味」はうちらにとっての「塩味」みたいなもんで、辛さがないと味がないということになるらしい。

 
パキスタン独特の食べ物でおいしかったもの。1つ目はハルワプーリ揚げたクレープみたいなのと、オレンジ色の甘いあんこみたいなのを一緒に食べる。油っこいけどハマる。2つ目はサモサ。これはポテトを生地で包んで揚げたもの。赤くて甘辛いソースと一緒に食べる。ポテトがほんのり甘くておいしい。
←パキスタンのお食事スタイル。


 
最後にパキスタンの食事スタイルについて。テーブルは使わず、テーブルクロスを床にしいて、床に座って食べる。日本人には比較的抵抗ないのではないでしょうか。ピクニックでお弁当を食べるような気分。そして右手で食べる。左手は不浄の手だから、左手で食べるのはタブー。絶対手だけかというとそうでもなく、食べにくいものはスプーンを使ったりもします。まあそんなかんじです。


↑みんなでワイワイ食べましょう。日本人がこの中に2人いるよ!

<おまけ>
●ポピュラーなおやつは、さとうきびを一口サイズにカットしたものでガジガジかんでカスはそのへんにポイ!(おかげで道端はさとうきびのカスだらけ)おいしいけど食べ過ぎると口の中が痛くなるのだ。
さとうきびジュースの屋台がある。氷が入ってておなかこわしそうだったけど飲んじゃった。おいしいけど、量多すぎ。
アイスクリームを食べるとき、シラタキみたいなものを加えて食べるようすすめられた。結構イケた。

←移動式かき氷屋さん。子供に大人気!


パキスタンごはん  
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