ハラッパ


 
世界史を勉強したことのある人、ハラッパを覚えていますか?パラッパ、モヘンジョ‐ダロといえば、そう、インダス文明発祥の地!!インダス文明というとインドを思い浮かべてしまいそうですが、ハラッパもモヘンジョ‐ダロも現在のパキスタンにあるのです。モヘンジョ‐ダロの方が有名で、遺跡もすごいらしいのですが、私の滞在していたラホールからはめちゃめちゃ遠かったので、比較的近いハラッパに行くことにしました。

 
メンバーは、案内役のカリールくん(19歳)と日本人のノブオと私の3人。出発したのはなんと午前3時フライングコーチ(観光バス)に揺られて4時間、ミニバスに乗り換えてしばらくするとハラッパに到着。すごーくのどかな町です。肝心の遺跡は、、、うーん、レンガがごろごろころがっててあんまり原形をとどめていないので感動がうすい。。。唯一おっ?とおもったのがレンガが円盤状に並べられているもの。はっきりとした用途は不明らしい。かなり意味深。。。まさかUFOと関係が。。。!


←謎の円盤。何かの作業場という説もある。


  
私が訪れた時、ちょうどアメリカの発掘隊がきていて作業をしていた。ちょっくら見学させてもらい、写真もとらせてもらった。


←あ!発掘してるー。民考の血が騒ぐぜぃ。


  
ハラッパへの日帰り旅行は遺跡そのものよりもその行程が楽しかった。帰りはバス列車で帰ったんだけど、パキスタンではバスの屋根にも乗客が乗っちゃうんだよ!そういうことするのは男性だけなんだけど、すごくおもしろそうだったから、私も1回だけ乗らせてもらった。ラホールみたいな都会だと排気ガスがすごそうだけど、ハラッパは田舎で原っぱばっかりだから(きひひ)、バスの屋根も上は風が気持ちよくて快適だった。

←わかりにくいけどバスの屋根の上だよー。揺れるところげおちそう。すりりんぐじゃ。


  
列車はこれまた5時間もかかったのだ。中はボックスシートになってて、パキスタン人は知らない人同士でも席が近いと大抵おしゃべりするんだって。うちらはパキスタン人1人に日本人2人だったから、車両じゅうの人が注目して、中にはすごい勢いで話しかけてくるおじさんもいた。おかしを分けてくれるおねえさんもいて、人のやさしさにまたもや心暖まるのでありました。



おいしそーぅ。でもカリールに駅で売ってる食べ物はおいしくないといわれ断念。
 



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