学校はー?

 私が通っていた学校は、ダマスカス大学内にある語学センター(アラビア語では、マルカズ・タアーリム・ルガ・アラビーヤ・リ・アジャーニブというらしい)。
 ここは、外国人向けに正則アラビア語文法中心に教えてます。1タ−ム2ヵ月で、授業は週5回(木金がお休み)、朝9時〜昼12時半(90分授業×2、休憩30分)に行われます。最初にクラス分けテストがあります。確かクラスは5レベルくらいに分かれてたと思う。中間テストと期末テストがあり、その成績によって次のクラスに進めるかどうかが決まるのだ。ちなみに、授業料は1タ−ム6000シリアポンド(約15000円)

 実は、私はこの学校が嫌いでした。まず、クラス分けテストをしているにも関わらず、生徒のレベルがてんでばらばら。そんで、テキストはそんな悪くないんだけど、教師がろくに説明もせずすごい速さでそれを流していくから「うそーん!」って感じ。テキストを速く済ませて何をするかと思えば、イウラーブとかいう長たらしくてめんどくさい文法をホワイトボードに書きまくって、それをノートに写させる。このイウラーブ、好きな人もいるようだけど、私にはあまり役に立つとは思えない。そんな授業が毎日続き、とうとうクラスみんなの不満が募って教師に抗議!なんてこともあった。ひとりづつ授業の不満を言ってくの。教師もそれをちゃんと聞いてたからちょっと見直した。で、その直後少しは改善されてたかな?
 いずれにしろ、この学校の方針がイウラーブ重視ってことが分かったし、やる気を喪失してしまった
私は1ヵ月で行くのをやめちゃいました。


マルカズ(語学センター)の建物は結構キレイ。

 
でも、アラビア語の学校は他にもあります。 シリアで、滞在許可をもらえる学校は3つあって、私が行っていたダマスカス大学の語学センターの他に、アティフ(Arabic Teaching Institute for Foreigners)や、フランス・アラブ研究所があります。アティフはやや授業料が高いですが(4ヵ月の夏コースで450ドル程度)、結構実用的な内容を教えてくれるそうです。 おまけに手続きが比較的楽だそうです(ダマスカス大学の語学センターの手続きは、とにかくめんどくさかった!)。
 フランス・アラブ研究所はもっと授業料が高いそうですが(1ヵ月の夏コースで500ドル程度)、内容はかなり充実しているそうです。ここはアラビア語学習暦3年以上が対象になっていて、研究者向けだそうです。
 この他にも、滞在許可はもらえませんがブリティッシュカウンシルスペイン文化センターなどでもちょっとしたアラビア語の講座が開かれていて、シリア方言が習えたりします。



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