セルビス乗り方講座



 セルビスとは、ミニバスみたいなもので、市内のちょっとした移動にとっても便利な乗り物。ワゴン車で、白が多い。たくさんのセルビスが町中走り回っています。行き先などの表示がアラビア語だし、外国人にとっては使いにくいけど、乗り方を覚えてしまえばこれほどチープで便利な乗り物はありません。(日本にも導入してほしい程!)私も慣れるまでは苦労したので、これからシリアに行く人のためにセルビスの乗り方を伝授します。基本的に、セルビスは出発点と終点以外にはバス停がないようなもんです。その経路上であればどこからでも乗れ、どこででも降りれます。

1.走っているセルビスを停める。

 1人の場合、人指し指を立ててセルビスの運転手に見せるように手を出します。2人の場合は指を2本立てます。空席があれば止まってくれるし、なければ「ないよー。」という顔をされ、通過してしまいます。

2.料金を払う。

 無事乗れたら、始めにお金を払います。セルビスは、前の方に乗った客が集金係になります。他の乗客にお金を渡せば前の方に回してくれます。セルビスの料金は、行き先に関わらず一律です。ダマスカス市内だと、だいたい3〜5シリアポンド(10円くらい)になります。小銭は用意した方がいいですが、万一小銭がなくても100シリアポンドまでなら何とかなります。実際私が100シリアポンド札しかなくてそれを出したら、運転手が車から降りて他のセルビスの運転手に両替してもらってました。ダマスカスではよくある風景です。500シリアポンド札ともなると、乗車拒否されることもあるそうです。

3.目的地で降りる。

 降りたい所に近付いたら、「アルヤミーン・ラウサマハト(右に寄って下さい)!」と運転手に言えば、車を停めてくれるので、自分でドアを開けて降ります。「イシャーラ(信号)!」と言えば、次の信号の前で停まってくれます。後は、信号待ちなどで停まっている時に勝手に降りてしまってもオッケーです。

 知らない所に行く時は、乗る前にあらかじめ運転手に行き先を告げておけば、着いた時に教えてくれます。以上、セルビスの乗り方講座でした〜♪

アサド橋(ジュセル・ライース)の下のセルビス・ターミナル。



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