シリアのむかつくところ!



 これからシリアに行くかもしれないという人のために、シリアのよろしくない部分も書いておきます。
 東洋人は現地人と顔つきが違うので、町を歩いているとものすごく注目されます。そして、よく言われるのが「シーニーエ(中国人)!」「ヤーバーニーエ(日本人)!」「チン、チャン、チョン!(意味不明。この言葉の意味にはいろいろな説がある。?中国人の名前に多い音?中国語がこう聞こえる?俗語で東洋人を意味する。)」最初は言われても逆に面白がってたんだけど、それが毎日何度も続くといい加減むかついてくる。第一、日本人に「日本人!」って言ってだから何?って感じ。しかも、これを言うのはまず男。シリア人男性は、よく言えばフレンドリー、悪く言えば馴れ馴れしすぎ。こういう言葉だけなら無視してればいい話なんだけど、それだけで済まないときがある。

 シリアは、治安はよい方だとは思うけど、日本人女性が町を歩いていると必ず何度か不愉快な思いをします。いわゆる”セクハラ”ってやつです。すれ違いざまのちょっとしたちかんは日常茶飯事。特に夕方のスーク(市場)は混んでてちかん率が高いので要注意!しばらく後を付けてくるストーカー的なヤツもいる。こっちだってイスラム教の事情は多少分かってるから、肌を露出しないような格好で歩いてるのに、そんなのおかまいなし。聞いた話では、車から手が出て来て胸を鷲掴みにされたとか、後ろから歩いて来た人に思いっきりおしりを掴まれたなど、大胆不敵なヤツもいる。実際、現地人の女性もそういう目にあっているのかどうかは分からないけど、私は滞在中にしばしばちかんに遭遇したし、他の日本人の子もそういう目にあっていたから、外国人(東洋人?)だからっていうのもあると思う。ちかんは日本にだっているけど、シリアにいると遭遇率が高いのだ。これは、私を含め、中東が好きな女性にとってはとても悲しくて残念なことだ。

 それから、日本人女性が見知らぬシリア人男性と話をする時も注意が必要。たいてい「シリア的オチ」がある。「シリア的オチ」とは、普通に世間話してただけなのに、男が何の脈絡もなく「君は美しい。」とか何とか言っておだて始め、「二人でどっかいこう。」とか、「君が好きだ。」なんて言い出すこと。このパターンが多くて、なんともがっくり来てしまいます。「こいつもか、、、」って感じ。 全てのシリア人男性がこうというわけではないけれど、こういう人が多いことは確か。
 話している時どさくさで手とか触ってくるうざいヤツもいるので、こういう人には「ラータルムスニー!(私に触らないで!)」と言ってやりましょう。はじめから挨拶の時に相手の男性が手を出しても握手をしないというのも手です。自分の胸に手をあてて挨拶しても失礼にはならないと思います。「なんで握手してくれないんだー?」としつこく聞いてくるヤツもいたけど(笑)。
 というわけで、シリアに行く女性はくれぐれも気を付けて下さいね〜。

夕方のスーク・ハミディーエは人だらけ〜。



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